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1:ぽんぽにお:
2009/04/04 (Sat) 16:22:09
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竹内さん今日は
早速用件で恐縮ですが、いまプスコフの娘序曲(第3版)のスコアを探しています。KALMUSに注文しようとしたら2種類あるといわれました。
・The Maid of Pskov,Overture 出版番号A8294ラージスコア 版名無し
・The Maid of Pskov,Overture and Entr'actes 出版番号A8131ラージスコア 2nd version
この手がかりで何かご存知のことがあれば教えてください。2番目の方は上野文化会館の図書室で、別同タイトル(別出版社)のものを見かけたんですが、内容が違うようでした。
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10:ぽんぽにお:
2009/06/28 (Sun) 22:22:48
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竹内さん、今晩は。
プスコフの娘序曲入手しました!やはり第3版でした。
様々な音色が立ち替わりに入れ替わって聴こえるためスコアを見てみたかったのですが、3管編成で、5線譜が1ページに21本もあって見応えがあります。
第3版は94年に完成し、翌年に初演されたとありましたので、「クリスマスイブ」の頃ですね。(そういえばあれの組曲も3管編成でした)
これからCDと聴き比べていきたいと思います。
助言、ありがとうございました。
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9:竹内(管理人)
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2009/04/25 (Sat) 10:37:15
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ぼんぼにおさん、こんにちは。
《イヴァン雷帝》いかがでししたか?
ご覧になられたのは、私の見たものとは収録年が違っているようですので、
演出なども多少違っているかもしれませんね。
男性陣が主役となるバレエには他に有名な《スパルタクス》があり、
こちらは日本でも何度か公演されたことがあるものの、
《イヴァン雷帝》の方はおそらく一度もないように思います。
ぜひとも生で見たいとは思っているのですが、なかなか...
こうした欲求不満はリムスキーのオペラで慣れっこではあるのですけど(笑)
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8:ぽんぽにお:
2009/04/16 (Thu) 21:09:43
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竹内さん今晩は。
やっと観ました、イヴァン雷帝。これは映画(’45)→オラトリオ(’62)→バレエ(’75)という流れで作られたのですね(制作から2年後の収録作品)。
全体的にエネルギッシュで解りやすく、いい芝居でした。(いい「踊り」というより誉め言葉です)。
芝居に迫力があったので(あとバレエという形式のためか)派手な動きも違和感無く観ることができました。
51分半のところでカルブスキ公の歌舞伎の見得を切るシーンが好かったです(ルス抜きで歌舞伎公?)。
本当は演技の流れとカメラワークでそう見えただけですが瞬間だけ見ると笑えます。
70年代以前の作品はパワーがあって面白いですね。
いい作品を紹介してもらいました。ありがとうございます。
それではまた。
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7:竹内(管理人)
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2009/04/11 (Sat) 21:44:29
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ぽんぽにおさん、こんばんは。
シュタインベルグの《皇帝の花嫁》ですが、私の所有してるCDの表記をはじめ、ネット上などの情報を見ると1943年録音とされているものが多いようです。
もっともメロディアの録音年はあてにならないことで定評があり、またさまざまな会社からリリースされる場合には、明らかに同一の音源であってもCDによっては別の録音年になっていることもありますので(彼らはあまりこだわらないんでしょうね)、あまり気にしないようにしています(笑)
イヴァン雷帝のご感想、楽しみにしております。私はこのバレエに登場する「死の死者」(のお姉さん達)の踊りが好きなんですよね~。いずれブログに書いてみようと思います。
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6:ぽんぽにお:
2009/04/08 (Wed) 22:46:00
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竹内さん、今晩は。
YOU TUBEの演技を観て、どうも私は上方の強面親父か江戸っ子の頑固親父を連想してしまったようです。
それでもっとすごいイヴァン雷帝を探しに渋谷に行ったのですが、シュタインベルグの皇帝の花嫁を見つけました。(VISTA VERAレーベル、ロシアンコンダクターズvol.14 レフ シュタインベルグ)
持っていないので私は買いましたが、録音が1939年になっていました。
念のため「ダイスキー」をチェックするとディスコグラフィーでは43年になっていたので一応御注進しておきます。
キャスト等は確認できる範囲で全て同じでした(あっても名前の変換誤差レベル)。
目的のイヴァン雷帝は安かったので77年収録の方を買いましたがまだ観ていません。
そちらの感想はいずれまた(バレエ「雷帝」自体が初見なもので)。
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5:竹内(管理人)
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2009/04/08 (Wed) 01:14:32
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ぽんぽにおさん、こんばんは。
イヴァン雷帝といえばエイゼンシュテインの映画の印象が強いですからね。ちなみにボリショイ・バレエの「イヴァン雷帝」ではもっとスゴイことになってますよ。(笑)
オペラは映像(あるいは演出)を見て初めてわかることも多いですね。私も《プスコフの娘》ことオリガが死ぬのはそういうシチュエーションだったのかと、映像で初めて納得できました。
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4:ぽんぽにお:
2009/04/06 (Mon) 20:34:29
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竹内さん今晩は。
相変わらず迅速なレス、ありがとうございました。
事前の調査はリムスキーダイスキーで下調べを済ませ、上野等で楽譜を当たった結果、
大体予想通りでしたが心強い内容でほっとしました。
ここまで来たので早速注文してみます。
正解は届いたらご報告するつもりですが、船便なので2ヶ月位気長にお待ちください。
とりあえずご報告まで。
P.S.YouTube観ました。面白かったです。椅子の後ろに下がる雷帝は予想外でした。(笑)
もっと威厳のある芝居だと思い込んでいたもので、イメージで。
セリフが解ればもっと説得力があったかもしれません。
タワーレコードに出ないかなぁ…
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3:竹内(管理人)
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2009/04/06 (Mon) 02:02:10
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ついでですが、YouTubeにマリインスキーの《プスコフの娘》を紹介する10分ほどのロシアの番組(?)がアップされていました。
http://www.youtube.com/watch?v=K5-1I22C9Rc
舞台の様子もありますので、ご参考になるかと思います。
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2:竹内(管理人)
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2009/04/06 (Mon) 01:54:54
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ぽんぽにおさん、こんばんは。
お尋ねの件ですが、まず2つ目のものは「劇付随音楽」としてまとめられた作品で、結局出版されることのなかった歌劇《プスコフの娘》第2版の音楽から採られているものです。
ここでの序曲は歌劇《貴族夫人ヴェラ・シェロガ》の序曲と同じもので、私たちがCD等で聴く歌劇《プスコフの娘》の序曲とは違います。
(ややこしいですが、第2版には後に歌劇《貴族夫人ヴェラ・シェロガ》として独立した作品となった部分が「プロローグ」として冒頭に置かれており、プロローグの序曲が歌劇全体の序曲となっているものです。)
これに対して、おそらく1つ目のものが歌劇《プスコフの娘》第3版の序曲と思われます。
というのは「歌劇《プスコフの娘》序曲」と銘打った楽譜で初版や第2版のものが使用されている可能性はほとんどないと思われるからで、これが第3版の序曲(=私たちがCD等で聴く歌劇《プスコフの娘》の序曲)と考えて間違いないでしょう。
ちなみに《プスコフの娘》の「組曲」について以前取り上げたページがありますので、参考にしてください。
http://homepage3.nifty.com/rimsky/notes/notes_20_pskovsuite.html
今回、改めて読み直すと2つの組曲の「序曲」が同じものであるように書いてあるのは間違いでした。
先に述べたように「劇付随音楽」の序曲は歌劇《貴族夫人ヴェラ・シェロガ》のもので、「“組曲”《プスコフの娘》 」の序曲が第3版のものでしたね。
以上ご参考にしていただければ幸いです。