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リムスキー=コルサコフの掲示板にようこそ!

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アウローラ爆発!

1:ぽんぽにお:

2009/12/23 (Wed) 21:27:37

竹内さん今晩は。お久しぶりです。
アウローラ特派員のぽんぽにおです。(笑)
本日2回目の定期演奏会に行ってきたのでお知らせします。
くるみ割り人形アウローラセレクション→冬の松林の情景~雪のワルツ(お菓子の国への旅立ち)、チョコレート(スペインの踊り)、トレパーク(ロシアの踊り)、あし笛の踊り、ジゴーニュおばさんとピエロたち(ウィスキーボンボン)、花のワルツ、パドドゥと、組曲から3曲、その他から4曲、少年少女合唱も入った豪華なものでした。
カリンニコフも初めて聴きましたが、交響曲1番は素朴な土に生きる人たちを描いたような、民謡調のダイナミックな曲でした。
今回の公演は今までよりずっと良く、弦全体に厚みがあって、他の楽器が彩りを添えてまとまっていました。
くるみ割り人形で、会場をつんざくトランペットに背筋がしびれ、弦のハーモニーに、9/21の弦のみの公演に行かなかったことを後悔しました。また、楽器にしがみついて一心に演奏しているチェロを見て、ロシア音楽は格闘技だと思いました。
いつもチャレンジブルで志の高いプログラムを演奏してくれるので今後も楽しみです。来年は5月と10月に演るそうです。残念ながらリムスキーはないですが、アンケートでチャイコフスキー対リムスキーをリクエストしておきました。(笑)

ところで、先日渋谷のタワーレコードでリムスキーコルサコフのピアノ曲集を買いました。('91 Pietro Galli(P))
ダイスキーを見てみると習作物が多いとありましたが毛色の変わったものが聴けて楽しかったです。
ピアノのガッリさんは5人組以外にも色々出していますね。キュイを探していてチマローザやツェルニーも見かけました。
あと、同時にムソルグスキーのソロチンスクの市も買ったのですが、クリスマスイヴで村長が出てくるところのメロディと同じ旋律がありました。作曲はムソルグスキーの方が先なのですが、リムスキーがあからさまな盗作をするとは思えず、当時有名なロシア民謡の旋律なのかなと推測しています。
竹内さんのパソコンの調子はいかがですか?こちらはスッペの「女10人男ゼロ」をほぼ打ち込みました。年の瀬になると、忙しさからの逃避で打ち込みがはかどるんです。(笑)
少し長くなりました、お許しください。では、良いお年を。
4:竹内(管理人) :

2009/12/26 (Sat) 17:05:03

ぽんぽにおさん、こんにちは。

こうやって拝見すると、ロシア音楽の(しかも割とマイナーな)作品が
かなり演奏会で取り上げられているのですね(ただし、東京近辺では...泣)。
ロシア音楽専門(?)の楽団がかなり存在していることにびっくりいたしました。

> ダスビダーニャと言いながらもう16回も定期公演しているところが素敵です。

ハハハ。ウケましたこれ。
私も以前一度だけダスビを聴きに行ったことがありますよ。
私の好きなショスタコの《ステンカ・ラージンの処刑》が取り上げられていたからだったのですが、
あんなややこしい変拍子の曲をパーカッション奏者が間違えずに演奏することに感動したものです。
3:ぽんぽにお:

2009/12/25 (Fri) 21:02:26

竹内さん、今晩は。
良いお年をと言っておいてまたレスします。しかもまた長いです。
リムスキー交響曲の1番ですか、私もアンテナは高い方ではないですが、見かけたら連絡しますね。
今回レスしたのは定期公演のプログラムに挟まっていたパンフの情報なのですが、ロシアの曲のみ抜粋してみました。
・2月11日 オーケストラ ダスビダーニャ(ショスタコーヴィッチ専門楽団?) 映画音楽「ベルリン陥落」より抜粋、チェロ協奏曲第2、交響曲第6(ダスビダーニャと言いながらもう16回も定期公演しているところが素敵です。)
・1月24日 新宿交響楽団 カリンニコフ 交響曲第1(ここでも演ってる。)
・同日 ラスベート(ロシア語で表記)交響楽団 イッポリトフ=イヴァノフ コーカサスの風景
・2月7日 オーケストラ・ナデージダ スヴェトラーノフ ヴァイオリンと管弦楽のための詩曲 スクリャービン 交響曲第1
・同日 クレセントフィルハーモニー管弦楽団 チャイコフスキー 白鳥の湖 オリジナル抜粋版(流行ってるんでしょうか、こういうの) チェレプニン 4本のホルンのための6つの小品
・3月7日 レディエート・フィルハーモニック・オーケストラ(バレエ音楽専門楽団?) ハチャトゥリアン スパルタクス全幕 (日本初演!?と銘打って、通常知られている3幕版ではなく、4幕版の全曲だそうです)
にわかロシア音楽ファンの私には判りませんが、なんか色々あるもんですね。自分の小さい頃は白鳥の湖とピーターと狼だけだったのに。
問題は全て東京近郊で行われることで、西に近い会場もせいぜい八王子どまりでした。
これでは遭難者の目の前に絵に描いた餅をぶら下げているようなもんだと今気が付きましたが、都合が付けば行けるから知らないよりいいかなとも思い、やはり送ることにします。
それではまた。
2:竹内(管理人) :

2009/12/25 (Fri) 00:11:19

ぽんぽにおさん、こんばんは。ご無沙汰しております。
演奏会のレポートありがとうございます。

カリンニコフの1番は私も好きな作品で、昔シャンドスからCDがリリースされた時には(当時は「世界初録音!」などと宣伝されていましたが、実はLP時代にも録音があったようです。)貪るように聴いたものです。
とはいえ、リムスキー=コルサコフのファンとしてはやはり彼の作品を聴いてみたいところで、3曲ある交響曲のうち、第1番をやってくれないかなあなどと思っています。
ちなみに2番(アンタール)や3番は日本でも演奏されたことがあり、私も聴きに行ったことがあります。ということで残るは1番、ということなんですね。

さて、ぽんぽにおさんに刺激されて(?)私も今日久々にCDショップに立ち寄ってきました。
ぽんぽにおさんの購入されたものと同じだと思いますが《ソロチンスクの定期市》も並んでいましたね。
《クリスマス・イヴ》との類似については気づいていませんでしたが、おそらくご指摘のとおり民謡を基にした旋律かもしれません。特定のロシア民謡はいろいろな作曲家に利用されていますので、「あれ?どっかで聴いたような...」ということは良くありますよ(たとえば「皿の歌」)。

リムスキーものでは、ボロディンの弦楽四重奏第2番とのカップリングでピアノと管楽器の5重奏、それからブリリアントから歌曲全集(!...ただし良く見たら以前セゾンリュスで出ていたものの焼き直しでした)が発売されていました。
まあ、最近は珍曲の類も頭打ちの状況で、「おっこれは!」というものがなかなかありませんね。

MIDIのほうですが、こちらもサボりっぱなしです。
実はリムスキーのピアノ曲などである程度打ち込んだものがありますので、ホームページに近々載せるつもりでいます。
データが半壊してしまった《皇帝の花嫁》序曲をリカバーするのもまだつらい(?)ので、いっそのこと気分転換で《貴族達の行列》あたりでも打ち込んでみようかななどと考えているところです。

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